会社概要

ごあいさつ

不動産の鑑定評価とは、その字のとおり土地や建物の適正な経済価値を評価することを主な業務内容とするもので、
これまで課税並びに用地買収に関わる公共的な評価をはじめ、企業資産や地代・家賃の評価に至るまで幅広く、資産評価分野での社会的役割を果たしてきました。
そしてこの鑑定評価に際して何より重要というべき具体的作業の一つが一般経済情勢の適時把握や評価対象とする不動産をとりまく周辺地域の状況分析、即ち[地域分析]であります。

近年の社会問題として、都市における中心市街地の衰退や、山間地域における限界集落化が大きく取り上げられ、低炭素社会の具体化に向けたコンパクトシティーの実現が叫ばれています。
そこで、我々不動産鑑定士が評価業務においてこれまで行ってきた作業の中で、特に上述の［地域分析］において培ってきた知識や経験，
都市に対する見識眼を、まちづくりに役立てていこうという流れが生まれつつあります。

また、国際財務報告基準（International Financial Reporting Standards、IFRS，国際会計基準）の導入決定により、企業における不動産資産価値の見直しが必要とされ、民間での鑑定評価の利用が進んでいるところでもあります。

当社は、不動産の適切な鑑定評価はもちろんのこと、[地域分析]のプロとして、より良いまちづくり、地域づくりを実務において実現し、
地域の発展に貢献することを最大の目的とし、これからもそれらの使命を果たすべく、一層の専門的技術の研鑽・向上を目指す所存です。

代表取締役　　村上幸二郎